岡山県の電子納品について

岡山県では電子納品に関する情報を「岡山県 CALS/EC」から入手できます。
岡山県 CALS/EC

電子納品の各種書式もここからダウンロードできます。
岡山県ではチェックシステムを公開しています。
チェックシステムはページ左上部の 岡山県CALS/ECメニューの「岡山県電子納品チェックシステム」リンク先でダウンロードできます。

国土交通省の基準類との違い

以下に 岡山県電子納品ガイドライン(案)【工事編】(平成28年11月) から一部引用して岡山県電子納品独自の仕様を少しづつまとめます。

岡山県では工事写真および工事帳票も「工事完成図書」として取り扱いますので電子成果品として納品対象となります。また、台帳データ及び地質データについては「工事完成図書」として取り扱いませんので電子成果品の対象外とします。

(1)工事番号・・・・・事務所番号と事業執行番号を組み合わせたもの、監督員に確認。 複数に分かれる場合最後にA、B等アルファベット

(2)住所・・・・・必ず「岡山県」を記入後、契約図書の工事場所を記入。

(3)対象水系路線名・・・・・契約図書の路線・河川名(地区名)を記入。※岡山県必須項目 該当する名称がない場合は「なし」と記入

(4)場所情報(距離標)・・・・・原則として空欄

(5)受注者コード・・・・・建設業許可番号

(5)完成図CAD・・・・・SXF(SFC)

(6)写真データの納品・・・・・[PHOTO]フォルダには、「提出頻度」の写真データを格納。
撮影頻度の写真は、印刷製本したものか電子納品成果品とは別のCD等に格納した電子媒体により提出。

岡山県では岡山県土木工事共通仕様書の写真管理基準(案)にて、写真の撮影頻度と提出頻度を規定しており、提出頻度の写真を工事写真として提出することとしています。また、電子納品の全国的な流れからも、撮影頻度の写真は電子納品成果品とは別の取扱いとしました。

(7)写真データの修正・・・・・写真データの修正は原則不可、発注者の承諾があった場合のみ、修正可能。 但し必ず「デジタル写真補正申請書」を発注者に提出し、承諾を得ること。

(8)電子媒体・・・・・容量が複数枚のCD-Rに渡る場合、監督職員と協議のうえをDVD-Rを使用しても可。電子納品チェックシステムでエラーがないことを確認すること

(9)電子媒体のフォーマット形式・・・・・ISO9660フォーマット(やむを得ない場合は Joliet形式も可能)

(10)電子媒体への表記規則・・・・・媒体ラベル、プラスチックケースラベルを作成。CDケース背表紙無しで可
1)媒体ラベル記載内容
「工事番号」
「正」または「副」
「何枚目/総枚数」
「工事名称」「発注年度」
「作成年月」「発注者名」
「受注者名」
2)プラスチックケース ラベル記載内容
「工事番号」
「正」または「副」
「何枚目/総枚数」
「工事名称」「発注年度」
「路河川名(地区名)」
「施工場所」「作成年月」
「発注者名」「受注者名」
「ウィルスチェックに関する情報」

対応する国土交通省の基準類

【土木部工事】

  • 工事完成図書の電子納品等要領 平成22年9月
  • 電子納品等運用ガイドライン【土木工事編】 平成22年9月
  • CAD製図基準(案) 平成20年5月
  • CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案) 平成21年6月
  • デジタル写真管理情報基準 平成22年9月

2016-01-29 編集途中

2019-03-23 編集途中